おすすめの曲

「短調」はとにかくクラシック好きであるので、そればかりになりますが、まあ聞く参考にもしてください。
僕はクラシックMDを100枚近く、しかもすべてLP4で持っているので・・・かなり厳選されています。
コンセプトは「マイナー(←短調ではない)であり、かつ良い曲」です。MusicLibraryに曲が入ってるかもしれないですよ。

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No.1   J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲 第4番 イ長調 BWV1055

2005/7/30

3曲構成になっているが、最初の曲が一番印象に強い。軽快な感じとチェンバロの軽やかさがよく合っていて、とても聞きやすい。Violinの何回も調を変えて繰り返すメロディーがまた良い。2曲目はゆっくりと悲しい曲。3曲目はまた軽快で非常に速い曲。


No.2  ファニー・メンデルスゾーン:3つの小品(ピアノデュオ)

2005/8/11

何でこんなにマニアックか自分でもわからないが、ロマン派の象徴ともいえる、とにかくきれいな曲。特に第1曲目がそうである。このメンデルスゾーンとは一般的に呼ばれるメンデルスゾーンではなく、その姉である。ピアノに関しては弟(フェーリクス)よりも優れていたらしい。当時の作曲家=男性というイメージから、彼らの家族が姉の作品を弟の物として出版された物もあったらしい。かなり音源を手に入れるのも楽譜を手に入れるのも困難。しかし私の中では「名曲」である。


No.3  M.ラヴェル:ピアノ協奏曲

2005/9/3

全体的に変な曲と感じられるが、非常に多様で飽きない曲。3楽章まであり、1楽章は速く、ピアノよりも管楽器などにおもしろい旋律が出てくる。2楽章はピアノから始まって全体的にゆったりとした遙か遠くを思わせる曲。3楽章は1楽章に似た感じであるが、とてもユニークである。そして何とも印象に強いのは、3楽章の最初のフレーズが、一番最後に初心に返ったかのように出てくるところだ。ちなみに最後のピアノの音は本来和声的にはGの重音であるはずだが、ピアノの最低音がAであるため、GとAの重音にしてある。


No.4  フェーリクス・メンデルスゾーン:華麗なアレグロ(連弾) Op.92

2005/9/25

数多くの連弾曲の中で最難曲といわれる。しかし、それゆえに非常に華麗で輝かしく、ピアノの演奏効果を生かし切っている。二人の掛け合いも多いが、決して音がうるさくなることなく、流れていく旋律が印象的である。


No.5  E.グリーグ:2つの悲しき旋律 Op.34

2006/3/14

この曲を聴いたら、グリーグとは思えないかもしれない。ペールギュントに近いのかもしれないが、それともまたちがう。この曲は弦楽のみで演奏されるが、非常に和音が厚くて、特に2曲目などは旋律も美しいが、ヴィオラの動きやチェロの動きがすばらしいと思った。ぜひ1度聴くべきであろうと思う。

2曲目をMusicLibraryにUPしました。是非聴いてください。


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